May 8, 2016 楽しくて嬉しくて走り出す

菊次郎の夏、という映画を見た。
とても良い映画だった。(以下ネタバレあり。)

あらすじはこうだ。

夏休み。浅草。親がおらず、どこへもいけない主人公の少年。周りの友達はみんな家族旅行などに出かけ、置いてけぼりをくう。そんな中、「他所で自分のために働いている」母親の住所を知る。住所は名古屋であった。少年は母親を訪ねに行くことを決意する。その道中に、菊次郎というやくざ者が同行することになる。菊次郎はいろんなハプニングをおこしながらも、二人はやがて母親の元にたどり着く。しかし、その母親には既に別の家庭があった。
落ち込む少年を、菊次郎と、道中で出会った大人たちが励まそうとする。一緒に遊び、楽しませる。少年にとって、忘れられない夏休みになる。少年は笑顔で、走りながら家路につく。

物語の冒頭は、このラストシーンからはじまる。
旅の道中で手に入れた、ヘンテコな服やバッグ、鈴などを身につけ、笑顔で走る少年。道中で出会った怖い出来事、野宿、変な経験、愉快な大人たち、夏の思い出。

特に、河原でおっちゃん達が、童心にかえり遊ぶシーンが、楽しすぎて面白すぎて。何もかも忘れて、遊ぶことに夢中になってる。そう思わせてくれるシーンだ。

夢中になって思いっきり遊んで、楽しすぎたら、きっと嬉しくて、走り出してしまうんだろう。きっと多くの人が、そんな感覚を味わったことがあって、きっと覚えてるかはわからないけど、その感覚を持っていることはとても大きな価値なんだろう。その価値は何かに換算したり交換したりできるものじゃないだろうけど、間違いなく宝物だろう。

ここ数ヶ月になってようやく2、3歳〜小学生くらいの子供たちと遊べるようになってきた。彼らと遊ぶときにぎこちなかった自分がいた。きっと彼ら彼女らに自分が受け入れられるか怯えているのだろうと思う。だけど、きっと彼ら彼女らは、素直だから、楽しい時は楽しいし、退屈な時は退屈だし、一緒に遊ぶんなら僕もそれでいいんだと思った。ただ単純に、楽しいと思うことを楽しいようにやればいいんだ、そうなんだろうきっと。

そして、受け入れてくれたら、共に楽しい時間が過ごせたら、
嬉しくて走り出して、どんなに楽しかったか、聴いてくれる人に聴いてもらうんだと思う。そんな風に僕も生きていけたらと思う。

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